オランダ絵本作家 ワウターさん「講演会とワークショップ」

2013年6月29日(土)

【第一部】「ワウターさんと すてきな午後を―いっしょに遊ぼう、絵を描こう!」
 講師:ワウター・ヴァン・レーク氏(オランダ絵本作家)
 通訳:野坂悦子氏(オランダ語翻訳家)

 会場:カフェ土瑠茶 埼玉県さいたま市浦和区仲町4-11-14
 時間:15:00~17:00
 定員:親子で15組

 参加費:6歳までのお子様1名+保護者1名で3000円 要申込み
     小学生~大学生 1500円
     (どちらもオランダパンケーキとお茶付き)

ワウターさんに絵本を読んでもらったり、オランダのお話を聞いたりしたあと、みんなで不思議な機械を考えて、絵を描きましょう。

 
【第二部】「ワウターさんと悦子さんの 楽しい夕べ」
 語り手:ワウター・ヴァン・レーク氏
 聞き手:野坂悦子氏

 会場:カフェ土瑠茶
 時間:18:00~19:30
 定員:30名
 参加費:大人3000円(お茶・オランダパンケーキ付)要申込み

ワウターさんと悦子さんが、打ち解けた会話を通して、ケープドリのこと、オランダの絵本や暮らし、子どもたちのことなど、知らなかった世界へと皆さんを誘います。

 
【第三部】「みんなで わいわい お食事会」
 会場:カフェ土瑠茶
 時間:19:30~20:30 希望者のみ(要事前申込み)
 参加費:1500円

 
【後援】オランダ文学財団
【予約申し込み先】カフェ土瑠茶 048-861-1755

○ワウター・ヴァン・レーク氏 略歴
 1960年、オランダのフォルスコーテン生まれ。1978年に、美術学校リートフェルト・アカデミーに入学したが、やっていることが簡単すぎると思い、数学を勉強するために別の学校に進む。しかしそちらは難しすぎて断念、結局リートフェルトにもどり、1984年に卒業した。以来、絵もストーリーも自分で書き下ろした子ども向けCGアニメーションを製作。代表作「ケープドリ(Keepvogel)」シリーズは2000-2006年の期間、VPRO局で放映された。2005年よりケープドリの絵本を創りはじめ、毎年一作のペースで発表をしている。日本では、『ケープドリ あらしのまき』『ケープドリとモンドリアンドリ』『ケープドリ はつめいのまき』(朔北社)が、刊行されている。

 現在、ちひろ美術館・東京で開催中の「手から手へ展―絵本作家から子どもたちへ 3.11後のメッセージ」(5/22-8/4)、足利市立美術館で開催中の「ブラティスラバ世界絵本原画展」(5/18-6/30)に原画が展示されており、それにあわせて今回の来日が実現することになった。
<ワウターさんのワークショップ>通常は、自分がどうやってアニメーションを作ったか、実演してみせ、そのあと、子どもたちが絵を描き、その絵をつないで長い絵を作るワークショップを行っています。
http://www.keepvogel.dds.nl/workshops.html

○野坂悦子氏 略歴
 1959年東京生まれ。心理学を勉強したくて早稲田大学に入学したが、英語教師にもなりたくて英文学科へ進む。しかし結局教師にはならず、ワウターの姉ハリエットの絵本を訳したことがきっかけで、翻訳家に。1985年より5年間、ヨーロッパに住んだ経験を生かして、オランダやベルギーの優れた絵本や物語を紹介している。『ネジマキ草と銅の城』(福音館書店)、『ローズ色の自転車』(光村教育図書)、『でもわすれないよ、ベンジャミン』(講談社)、『ペピーノ』『10ぴきのいたずらねこ』『ボッケ』『ちいさなへいたい』(朔北社)など訳書は多数。紙芝居文化の会運営委員、日本文藝家協会、日本ペンクラブ会員、JBBY(日本国際児童図書評議会)会員。