楽しいワークショップと作品世界のお話会
オランダを代表する絵本作家 マ-リット・テ-ンクヴィスト氏をお迎えして
通訳とコーディネーター 野坂悦子氏
【日時】2015年11月10日(火)
【第一部】
子ども向けイベント 15:00~16:30
マ-リットさんの絵本『愛についてのちいさなおはなし』の読み語り(オランダ語&日本語)と、『夢の舟』をテーマにしたお絵描きワークショップです。
最後はひとりひとりが描いた舟を、「青い紙の海」に浮かべましょう!
『愛についての ちいさな おはなし』マ-リット・テ-ンクヴィスト 作 野坂悦子 訳 小峰書店
・参加費親子一組 ¥3000(追加子ども¥500/1人)+材料各自¥500
・参加募集人数 親子15組>
【第2部】
大人向けイベント 18:30~20:00
新作『おねえちゃんにあった夜』や、長く愛される『だいすき そんなきもちをつたえてくれることば』などを映像で
紹介しながら、子どもたちのことをどう考え、何を大切に絵本作りに取り組んでいるか、その秘密をお話しいただきます。
『だいすき そんなきもちをつたえてくれることば』ハンス&モニック・ハーヘン作
野坂悦子・木坂涼/訳 マ-リット・テ-ンクヴィスト絵 金の星社
・参加費 ¥3000(要事前予約)
・参加募集人数 30名
講演会終了後に、ご希望の方のみお食事も可能です。
ご予約の際にその旨も含め、お伝えください。
会場 カフェ土瑠茶(ドルチェ) さいたま市浦和区仲町4-11-14
さいたま市役所隣カトリック浦和教会前
お問い合わせ・お申し込み カフェ土瑠茶 Tel/Fax 048-861-1755
E-Mail: cafedolceinfo★gmail.com(★を@に変換の上、送信ください)
『おねえちゃんにあった夜』
シェフ・アールツ 文
マリット・テルンクヴィスト 絵
長山さき 訳
『赤い鳥の国へ』
アストリット・リンドグレーン 作
マリット・テルンクヴィスト 絵
石井登志子 訳
『夕あかりの国』
アストリット・リンドグレーン作
マリット・テルンクヴィスト 絵
石井登志子 訳 徳間書店
【出演者プロフィール】(敬称略)
マ-リット・テ-ンクヴィスト Marit Törnqvist
1964年、スウェーデンのウプサラに、オランダ人の母とスウェーデン人の父のあいだに生まれる。5歳のとき、家族とオランダに移る。アムステルダムでイラストレーションを学び、89年、幼いころから交流のあったアストリッド・リンドグレーンの作品『こうしはそりにのって』で絵本作家としてデビュー。『夕あかりの国』『赤い鳥の国へ』などリンドグレーン作品を次々と手がけた。本によっては、マリット・テルンクヴィストと表記されることもある。自身でテキストも書いた『愛についてのちいさなおはなし』で「銀の石筆賞」(1995)、『ちいさなちいさな魔女ビッキ』(トーン・テレヘン作)で「金の絵筆賞」(2006)を受賞。子どもの世界や気持ちを描き出すことに優れた作家として、国際的にも高い評価を受けている。
野坂 悦子 Etsuko Nozaka
1959年、東京に生まれる。1985年より5年間ヨーロッパに住み、帰国後オランダ語・英語を中心に翻訳活動を始める。『おじいちゃん わすれないよ』(金の星社)で、2003年に産経児童出版文化賞大賞を受賞。百点以上の作品の訳を手がけてきた。代表作に『フランダースの犬』(岩波少年文庫)、『第八森の子どもたち』(福音館書店)『ぼくとテスの秘密の七日間』(フレーベル館)など。最近ではおはなしを書き下ろすことにも力を注ぎ、紙芝居に『やさしいまものバッパー』(降矢なな絵、童心社)、絵本に『ロロとレレのほしのはな』(小学館)、『カワと7にんのむすこたち クルドのおはなし』(福音館書店)がある。日本国際児童図書評議会(JBBY)理事、紙芝居文化の会海外統括委員も務める。