絵本「ようこそロイドホテルへ」お話と音楽のひととき
約100年前、移民のため宿泊施設としてアムステルダムにできたロイドホテルは、ユダヤ人の施設・刑務所・少年院・アーティストのアトリエとして使われてきました。『ようこそロイドホテルへ』は、暗い過去から明るい未来を創ろうとするこのホテルの存在意義を、日本の子どもたちと共に考えようと作られた絵本です。
このたび作者の野坂悦子氏と鍵盤楽器奏者の佐伯恵美氏をお迎えし、トークと演奏、朗読、そして映像で、『ようこそロイドホテルへ』をお楽しみください。
【日 付】2019年10月30日(水)
【時 間】開場 17:30 / 開演 18:00
【参加費】大人 2,000円 / こども 1,000円
【出 演】野坂悦子(トーク・朗読)、佐伯恵美(演奏)
【申込み】カフェ土瑠茶
TEL 048-861-1755
ynakahira@jcom.home.ne.jp
- 野坂悦子
- 早稲田大学第一文学部英文学科卒。1985年より5年間ヨーロッパに住み、帰国後オランダ語・英語を中心に翻訳活動を始める。『おじいちゃん わすれないよ』(金の星社)で、2003年に産経児童出版文化賞大賞を受賞。これまでに『フランダースの犬』(岩波少年文庫)、『ミスターオレンジ』(朔北社)など百点以上の翻訳を手がけている。最近は創作にも力を入れ、紙芝居『やさしいまものバッパー』、絵本『カワと7にんのむすこたち クルドのおはなし』(福音館書店)などの作品も。紙芝居文化の会海外統括委員、JBBY理事。
- 佐伯恵美
- オランダ国立エンスヘテ音楽院オルガン科修了。オランダをはジめヨーロッパ各国・ロシア・アメリカでリサイタルや芸術祭に参加して演奏を行う。日本楽器インターナショナルコンクール最優秀賞。教育機関での音楽レクチャーや国際理解教育を行うと共に、邦楽器との共演やパイプオルガンを子ども達に紹介する活動を続けている。CD:『モーツァルト・ロントンのスケッチブック』『竹取物語』『オランタ詩画集による作品集』他。 ウェブサイト https://emi-saeki.com