Homely ～「おかえりなさい」「I’m Home!!」～
目下開催中のさいたまトリエンナーレの傍らで、2016年初夏の市民への告知の頃より、「こんな企画があったらいいな！」の気分からはじまったmini-Triennaleの企画が、ほんとうに市民プロジェクトとして実現することとなりました。心にそっと火を灯すような、そんな静かな時間。さいたま市に帰ってきたら、「おかえりなさい」「I’m Home!!」を元気で言える。そんな時間を創出します。

地元の中高生にも気軽にいらして頂けるように、ディスカウント料金も設定しました。素直な感性で、音楽とアート作品を楽しんでもらえる時間にできれば幸いです。　（さいたま市在住　作家　せきねちか）

【日　付】2016年11月23日（水・祝）
【時　間】18：00 開場 ／ 18：30 開演
【入場料】2,500円（中高生以下 1,500円）
【出　演】鈴木広志（Sax）, 田中庸介（Guitar）
【ホスト】せきねちか（作品展示）
【予約申込】土瑠茶（ドルチェ）048-861-1755

• 鈴木広志（Sax）
• 　サックス奏者/作曲家。東京芸術大学卒業。クラシック、ポップス、ジャズ、現代音楽、ワールドミュージックの世界でボーダーレスに活動する。狩野永徳作の国宝「上杉本 洛中洛外図屏風」とのコラボレーションや活動弁士の坂本頼光と無声映画を生演奏で上演する「キネマと音楽の夕べ」などコンサートの枠を越えた活動を展開。リーダーを務めた「チャンチキトルネエド」の他、「東京中低域」「清水靖晃&サキソフォネッツ」等でも中核を担う。絵画や彫刻などの美術作品に楽曲を作曲し演奏したCD「名画をいろどる話芸と音楽～耳できく展覧会」(制作:島根県立石見美術館)、谷川俊太郎の詩に音楽を書き下ろしたCDBOOK「大人のための俊太郎」(アルテスパブリッシング)が発売中。NHKドラマ「あまちゃん」「とっとテレビ」ではサックス/リコーダーを演奏し番組にも出演(作曲は大友良英氏)。
  　アートとのコラボレーションも多く、これまでに横浜トリエンナーレ、越後妻有 大地の芸術祭、瀬戸内国際芸術祭等に出演。
  http://suzuki-hiroshi.com/

• 田中庸介（Guitar）
• 　埼玉県出身。ブルース、ロック、ジャズをはじめ、近年はタンゴなどの南米音楽を融合させ、ジャンルを超えた演奏と作曲を行うギター奏者。
  　ライブやコンサート、映画や舞台、絵画や書、ダンスへの演奏/楽曲提供なども多く、椎名林檎、姿月あさと、蘭寿とむ等のレコーディングやコンサート、TVドラマ『偽装の夫婦』[2015]『はじめまして、あいしています』[2016](共に音楽は平井真美子)などで演奏している。またB4楽団として乃木坂46の公式サイトに楽曲を提供した。
  　サウジアラビアで行われた中東最大級の文化と伝統の祭典”ジャナドリア祭”には『梅津和時トリオ』として参加し、３週間にわたり演奏し好評を博した。
  　アコーディオン/佐藤芳明、サックス/鈴木広志と変幻自在な演奏を繰り広げる『佐藤鈴木田中』、気鋭のネオ・タンゴキンテート『Tango-Jack』、助川太郎氏との鉄弦デュオプロジェクト『鉄タンゴ』、カラフルな楽曲を持ち味とした『B4楽団』他、様々なシーンで活躍している。
  http://tanakayosuke.com

• せきねちか（作品展示／ホスト）
  さいたま市（旧浦和市）出身。さいたま市在住。
• 　大学で哲学を学び、渡英。ロンドン、セントマーチンズ美術大学デザイン科に学ぶ。同校中退後、イタリア、フランス、アメリカと旅しながら独学で絵を描き、2002年に帰国。2007年初の個展『Champagne & the Rock’n’Roll』（Gallery KINGYO）、2008年『invisible arm』（Coffee & Gallery ゑいじう）の際には、本イベントの演奏家とピアノストの大口俊輔氏を迎え、それぞれの展覧会作品に合わせ、楽曲の作成を依頼、演奏会を催した。2009年、ベルリン、パリ滞在を経て、2010年に帰国。以後、毎年精力的に個展を開催。昨年春には、リフレクソロジストの矢菅沙織氏（久喜市在住）主宰の『kimidori』にて、乳幼児から小学４年生までを対象に、“大きな木”を作るワークショップを行い、子供たちの感性を育てる活動を開始。同年から、毎年夏、秋開催の群馬県赤城自然園での『森の写生会』の講師を勤める。